迷惑メールはなぜ届くの?メールアドレスはどのように知られるの?
結論:
迷惑メールは自動生成や流出したメールアドレスを利用して送られる。
迷惑メールはなぜ届くの?メールアドレスはどのように知られるの?
迷惑メール、いわゆるスパムメールは、私たちの受信箱に頻繁に届く厄介な存在です。
では、なぜこのようなメールが届くのでしょうか?
その理由は、主にメールアドレスがどのようにして知られるのかに起因しています。
まず、メールアドレスが知られる方法の一つは、ドメイン名の広まりです。
多くの企業やサービスが使用しているドメイン名は、広く知られています。
このため、スパマーはアカウント部分の文字列を自動生成するプログラムを使い、数撃ちゃ当たる方式でメールを送信します。
例えば、@example.comというドメインがあった場合、スパマーは「user1@example.com」や「user2@example.com」といった形で無作為にアドレスを生成し、メールを送信します。
このようにして、存在するアドレスにメールが届く可能性を高めているのです。
また、スパマーは一度に大量のメールを送信することができないため、時間をかけて小分けにして送信します。
もし送信先が存在しない場合、メールは戻ってきますが、配信先不明で戻ってこなければ、そのアドレスは「生きている」と判断され、リストに登録されます。
このリストは、他のスパマーと共有されることが多く、結果として知らないところからのメールが増えていくのです。
次に、メールアドレスが流出するケースもあります。
企業やサービスがデータ漏洩を起こすと、生きているメールアドレスだけのリストが作成され、それが売買されることがあります。
このようなリストは、スパマーにとって非常に価値のある情報源となります。
また、ウェブサイトに自分のメールアドレスを記載した場合、その情報が悪用されることもあります。
特に、個人情報を公開することは、スパムメールの受信を増やすリスクを高めます。
さらに、スパマーは過去のメールサーバのエラーを利用して、生きているメールアドレスを収集する手法も取ります。
例えば、昔のメールサーバでは「Unknown user」というエラーを返すことがありました。
このエラーを利用して、スパマーはどのアドレスが有効かを判断し、生きているメールアドレスを集めることができました。
このようにして集められたアドレスは、スパムメールの送信に利用されるだけでなく、他のスパマーに売られることもあります。
スパムメールの市場は非常に大きく、生きているメールアドレスは高値で取引されることが多いです。
例えば、100件の生きているメールアドレスが1セントで売られることもあります。
このような取引が行われることで、スパムメールは決してなくなることはありません。
スパマーは、ブロックリスト(RBL)でブロックされると、新たなホスティングサービスを利用して再び活動を始めます。
日本でも、スパマーを受け入れるサービスが存在し、彼らはそのサービスを利用してメールを送信し続けます。
また、スパマーはメールの発信元を偽装することが多く、受信者は気づかないことが多いです。
しかし、メールヘッダを解析すれば、どこから送信されたのかを特定することができます。
特に、ロシアやブラジル、ベネズエラなどの国には、スパマー向けのサービスが存在し、一度に大量のメールを送信することが可能です。
実際に、ある調査では、ドコモ宛のメールの90%がスパムであったという結果も報告されています。
このように、スパムメールは様々な手法で私たちの受信箱に届きます。
スパマーは、新しい手法を常に模索しており、私たちが注意を怠ると、さらなるスパムメールが届く可能性が高まります。
そのため、メールアドレスの管理や、個人情報の取り扱いには十分な注意が必要です。
迷惑メールを減らすためには、信頼できるサービスを利用し、不明な送信者からのメールには注意を払うことが重要です。
また、スパムフィルターを活用することで、受信箱をクリーンに保つことができます。
このように、迷惑メールの背後には様々な要因が存在し、私たちのメールアドレスが知られる理由も多岐にわたります。
今後も、スパムメールに対する対策を講じながら、安全なメール環境を維持していくことが求められます。
箇条書きメモ
– 迷惑メールの原因は、メールアドレスの自動生成によるもの
– 数撃ちゃ当たる方式で大量に送信される
– メールアドレスが生きているかどうかを確認するためのスクリーニングが行われる
– 生きているメールアドレスは高値で取引される
– スパマーはホスティング先を変えながら活動を続ける
– スパムメールはなくならないという現実
– ロシアやブラジルなどでスパム送信サービスが存在
– 90%がスパムという調査結果もある
– 違法な手段でスパムサーバを攻撃することもあるが、復活が早い
– 流出パターンと適当な送信パターンが混在している
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